特別展・企画展

特別陳列

開館30周年記念特別陳列 ポスタ-・タペストリーでたどる「近つ飛鳥博物館30年のあゆみ」

開館30周年記念特別陳列 ポスタ-・タペストリーでたどる「近つ飛鳥博物館30年のあゆみ」

大阪府立近つ飛鳥博物館は、令和6年3月25日に開館30周年を迎えます。
当館は、大阪の歴史・文化を理解・学習し、あわせて情報・研究センターとしての役割をもった歴史博物館です。博物館の名の「近つ飛鳥」と呼ばれる地域は渡来系文物が豊富にみられるところであり、古墳時代から飛鳥時代における国際交流、そしてそれらを取り入れながら進められた、我が国における古代国家の形成過程を考える上でも重要な地域です。
近つ飛鳥の地は、それらの文化遺産が自然環境のなかでほど良い調和をたもちながら現代まで残されており、地域全体が「歴史博物館」の様相を呈し、歴史的雰囲気に浸り、古代のロマンに想いをはせ、あるいは歴史・文化を実感する体験学習、地域的有為性をふまえた学習の場として、ふさわしい場所といえます。
この地に、歴史博物館を建設し、「近つ飛鳥風土記の丘」とあいまって歴史と文化を活かした街づくりの拠点的文化施設となることを目的として、「大阪府立近つ飛鳥博物館」は建てられました。
開館してからの30年、当館では様々なテーマのもとに展示をおこなってきました。各展示には、陳列する資料が必要不可欠であることは言うまでもありませんが、展示の内容やイメージを端的に伝えるためのポスターやタペストリーも欠かせません。
今回の特別陳列では、過去におこなわれた特別展・企画展のポスター・タペストリーを展示し、特別展示室内を彩ります。過去の展示を彩ったデザインの変化をお楽しみいただき、当館のあゆみに想いを馳せていただければと思います。
みなさんのお気に入りの1枚を探してみてください。

■会 期  令和6年3月20日(水・祝)~4月14日(日)
■会 場  大阪府立近つ飛鳥博物館 特別展示室
■主 催  大阪府立近つ飛鳥博物館
■後 援  太子町 太子町教育委員会  河南町 河南町教育委員会
■開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日  毎週月曜日
■観覧料  一般310円[250円]、65歳以上・高校・大学生210円[170円]、
      中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名含む)は無料
      ([ ]内は20名様以上の団体料金)



◆期間中行事◆
①30周年記念 館長講演会
3月24日(日)
「聖武天皇と天平の時代―即位1300年を迎えて―」
舘野 和己(当館館長)
時間/午後1時30分~3時 
場所/博物館地階ホール 定員/150名

②土曜講座
3月23日(土)
「一須賀古墳群再考(特に石室について)」
市川 創(当館学芸員)
時間/午後2時~3時 
場所/博物館地階ホール 定員/150名

③さくらまつり
3月23日(土)・24日(日)
時間/午前10時30分~午後3時30分 
場所/博物館1階ロビー
   古市古墳群地域物産展
※詳細はお知らせ欄の「さくらまつり」をご確認ください。