11月30日(土)-第3回-秋季特別展 講演会
第3回 我がまちが誇る遺跡特集
「余市町大川遺跡~北の文化ヒストリー~」髙橋美鈴氏(余市町教育委員会社会教育課)
「モノづくりが繋ぐ交流と信仰―群馬県藤岡市の歴史文化の特性―」文挾健太郎氏(藤岡市教育委員会文化財保護課)
時 間:13時30分~15時40分
場 所:博物館地階ホール
定 員:150名
参加費:無料(ただし、当日の入館手続きが必要です。)
※事前申込みは不要です。当日10時から受付で整理券配布します。
■第3回講演会では、余市町と藤岡市の方に、両市町から列島展に出陳された資料や歴史についてお話いただきます。展示資料から、当館担当学芸員が選抜した資料をご紹介します。興味関心のある方は、ぜひともお聞き逃しなく!
■余市町の資料
①小さい顔があります
余市町大川遺跡で出土した注口土器です。よく見ると、注ぎ口の下に人面があります。実は、この土器は北海道以外の地域で作られ、はるばる海を渡って大川遺跡に持ち込まれた土器なのです。どこの地域の土器に見られるものでしょうか?
②アイヌのアクセサリー
タマサイ(写真中央・首飾り)とニンカリ(写真上・耳飾り)です。アイヌの人々が和人との交易の対価として受け取ったガラス玉を組み合わせたアクセサリーです。とある話題のマンガに登場するアイテムなのだとか・・・。
■藤岡市の資料
③マツリの道具
藤岡市では加工に適したやわらかい石や粘土が採れます。写真は、古墳時代に作られた石製品で、実在の鉄器や木器をかたどった「石製模造品」と呼ばれています。ところで、これら石製模造品のモデルとなった器物は何でしょうか?
④イケメンな埴輪
藤岡市をはじめ、群馬県内では多種多様な埴輪が作られました。そんな埴輪の中に、人面付円筒埴輪(写真中央手前)があります。古墳に並べる円筒埴輪に人面をつけた埴輪で、藤岡市や高崎市の古墳で出土しています。眉と一体化した高い鼻や左右にある耳の孔は注目です。
●講演内容の文字通訳、場内誘導、車いす席の確保等について、サポートをご希望の方は、【開催日の3日前】までに、ご希望の内容をお知らせ下さい。
ご要望内容を検討のうえ、できる限りの対応を取らせていただきます。