令和5年3月24日(金)「桜だより」(2)
「桜だより」第2弾ながら、はや満開です。風土記の丘の桜の名所も博物館脇の桜も満開です。残念ながら雨模様の週末らしいのですが、来週晴れて桜が楽しめることを期待しましょう! |
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満開の風土記の丘。 | 博物館の園路もきれいです。 |
令和5年3月21日(火・祝)「桜だより」(1)
今年は、例年になく早い桜の便りです。突然ですが、園内の場所にもよりますが、はや「5分咲き」近くなっています。申し訳ありません、行事や休館日などで、あっという間に開花が進んでしましました。 |
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風土記の丘の桜スポットこんな感じです。 | 開花状況はこんな感じです。 |
令和5年3月1 日(水)「梅だより」(6)
暖かいですね〜。4月の桜が散る頃くらいだそうです。風土記の丘の梅は、徐々に満開の樹も多くなりました。メジロが梅の花でさえずりも素敵です。 |
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梅林と背後の博物館ですが・・・、花でみえません。 | 花と小鳥さん。 |
令和5年2月22日(水)「梅だより」(5)
快晴のそらのもと梅も本格的になってきました。この週末2月25日(土)・26日(日)はうめまつりです。土曜講座・古代の首飾りづくり・土器パズル、そして館長講演会と盛りだくさんです。ささやかですが、物産展もやりますよ〜。 |
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玄関の枝垂れ梅も見頃。 | ほのかな梅の香りが・・・。 |
令和5年2月15日(水)「梅だより」(4)
まだまだ寒い季節ですが、咲き揃ってきた木もチラホラ出てきました。でも今日はこの通り、一瞬ですが吹雪の様相。ぼちぼちとご来館・ご来園ください。 |
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梅林奥の一本、花が揃ってきました。 | 雪の舞う博物館入口の枝垂れ梅はまだ2分咲き。 |
令和5年2月9日(木)「梅だより」(3)
博物館入口前の枝垂れ梅はボチボチですが、梅林は徐々に美しくなってきました。ぜひご来館・ご来園ください。 |
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まだまだ数輪だけですが・・・。 | 梅林らしさが出てきました。 |
令和5年2月3日(金)「梅だより」(2)
今日の梅です。種類によっては、満開に近いものもあります。ぜひご来館・ご来園ください。 |
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花開いた感じですね〜! |
令和5年2月1日(水)「梅だより」はじめます。
「梅花の候・・・、2月となりました。近つ飛鳥風土記の丘の梅林は、ようやくぽつぽつ咲き始めています。今日から、少しづつ「梅だより」始めます。 |
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ぼちぼち・・・です。 | あ、咲いてきた❣。 |
令和4年10月22日(土)秋季企画展はじまりました!
2022年10月22日より、秋季企画展「川と道の織りなす河内の交通―大和川と船橋・国府遺跡―」が始まりました。今回は、弥生時代後期から奈良時代までの各時期の、古市古墳群北東側の集落遺跡である船橋遺跡と国府遺跡をはじめ、大阪府内の大和川水系の各遺跡を取り上げています。企画展にあわせて、講演会、土曜講座も行います。会期は、12月18日(日)までです。ご来館お待ちしております。(Ic) |
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博物館玄関のタペストリー。 | 特別展示室前のようす。 |
令和4年7月30日(土)夏季特別展「献ずる器ー横穴式石室を彩るものたちー」はじまりました!
本日から夏季特別展『献ずる器-横穴式石室を彩るものたち』が始まります。今回の展示会の主役は、壺や器台の肩部や口縁部に、人物や動物の小さい像や小さい器をたくさん貼り付けたちょっと変わった形をした装飾付須恵器です。装飾付須恵器は、集落などでは、ほとんど出土せず、古墳専用の器だったと考えられます。小さい像には、鹿や鳥や馬、イノシシなどがいますよ。是非探してみてくださいね。人物の細部にも注目!まるで今にも動き出しそうです。他にも見ていただきたいものは、たくさんあって、小さい器をたくさん貼り付けた土師器にも注目です。 暑い毎日が続いていますが、展示室でちょっと涼みながら、お楽しみいただけたらと思います。(S・H) |
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館入口のタペストリー。 | 特別展示室は、装飾付須恵器のパレードです。 |
令和4年5月4日(水・祝) 3年ぶりの「古墳時代まつり」開催
昨日、5月3日(火・祝)、令和元年以来3年ぶりGWの恒例行事「古墳時代まつり」を開催しました。ひさしぶりの開催にもかかわらず、多くの方々にご来館いただきました❣森の工作をはじめ、古代衣裳体験、展示室の指令書に多くのこどもたちやお父さん・お母さんが取り組んでくれました。同じ日に開催した古墳探検ツアーも大盛況でした。 |
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古墳時代の甲冑を着てポーズ。 | 森の工作大盛況です。 |
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重い荷物を運ぶ「修羅引き」にトライ! | 指令書の課題を提出して景品ゲット❣ |
令和4年4月1日(金) 桜満開の4月です。
長らくご無沙汰しております。なかなか咲かなかった梅がぼつぼつ咲いたのもつかの間、今年はあっという間に梅の季節が過ぎ、桜も満開となっています❣ 風土記の丘の近況は、公式facebookでお知らせしております。 4月となりました。先日、遅ればせながら令和4年度上半期の催し物をご案内しました。コロナ禍の中、3年目の4月です。新たな取り組みを満載にとは言えませんが、新年度も地道に取り組みたいと思います。講演会など一部の行事は往復はがきによる事前申し込みが必要ですが、月例講座等は事前申し込み不要となります。催し物案内等をご確認ください。 新年度もよろしくお願い申し上げます。 |
令和4年2月24日(木) なかなか咲かない、梅だより
例年、2月上旬に梅だよりをブログにアップしていましたが、今年は遅々として開花が進みません・・・。梅林では、鹿児島紅梅などがチラホラと咲き始めていますが、肝心の博物館前の枝垂れ梅が僅かに片手程の開花状況です。シビレを切らしてアップします。ただし、今年から「梅だより」はfacebookを中心に行います。ぜひご覧ください。 ここクリックするとfacebookにつながりますよ(外部ページ)。 |
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博物館前の枝垂れ梅 | ようやく「咲き始め」です。 |
令和4年2月21日(月) 冬季特別展の関連講演会を開催しました。
20日は、冬季特別展『オホーツク文化ーあなたの知らない古代ー』関連講演会として、横浜ユーラシア文化館主任学芸員の高橋健さんに『オホーツク文化の骨角器』というタイトルでご講演いただきました。今回の特別展、昨年12月までは、横浜ユーラシア文化館さんで行われていました。そして今年1月から当館で開催しているのですが、高橋さんは、この展示会の中心となってこられた方です。 ご講演では、オホーツク文化を特徴づける多くの骨角器、掘り具や漁撈具といった実用品から、動物意匠、そして牙製婦人像まで、お話しいただきました。展示資料をもとにした詳しいお話で、再度、展示室でじっくり遺物を見学に戻られたお客様も多かったのではないでしょうか。あっという間に時間がたってしまい、まだまだお話し、お聞きしたかったですね。掘り具のリサイクルのお話なども、興味深くお聞きしました。高橋さん、ありがとうございました。寒い中、ご来館いただきました皆様、ありがとうございました。近つの梅ももうすぐですね。 3月13日、特別展最終日には東京大学大学院人文社会系研究科附属北海文化研究常呂実習施設の熊木俊朗先生のご講演も予定しております。『オホーツク文化と周辺諸文化の交流』。申込受付中です。(S.H) |
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皆さん真剣なまなざしの講演会の様子。 |
令和4年1月23日(日) 土曜講座「古代オホーツク文化へのいざない」を開催しました。
昨日の土曜講座は、冬季特別展『オホーツク文化 -あなたの知らない古代-』関連講座でした。講師は大阪府立弥生文化博物館の塚本浩司さん。『古代オホーツク文化へのいざない』ということで、冬季特別展を楽しむ10のポイントをお話しいただきました 今回の特別展は、丸ごとオホーツク文化といった感じで、彼らの暮らしの使われていた道具であったり、精神文化や世界観を示すもの、さらには大陸や本州との交流を示すものなど、盛りだくさんなのですが、1時間という講座の中で、ポイントをわかりやすく解説していただきました。もう一度、展示室に戻られて見学されたお客様も多かったのではないでしょうか。塚本さん、ありがとうございました。 寒い中、ご来館いただきましたみなさま、ありがとうございました。(S.H) |
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流氷漂うオホーツクの海が浮かんでくるようでした。 |
令和4年1月21日(金) 近つ飛鳥ギャラリー「歴史文化財写生画展」開催しています。
博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーでは1月8日より、「歴史文化財写生画展〈野中寺を描こう〉」を開催しております。この展示は、羽曳野市立陵南の森公民館主催の「秋の歴史文化財写生会」に参加した羽曳野市の小中学生が描いた写生画を展示するものです。 今回は羽曳野市にある野中寺(やちゅうじ)を画題としており、野中寺の本堂や境内を、それぞれの視点でとらえた写生画を見ることができます。ちなみに、野中寺は、古代の丹比郡野中郷を本拠としていた渡来系氏族の船氏の氏寺ではないかと言われており、古墳時代から飛鳥時代をテーマとする当館にも関係の深い寺院です。 展示は1月23日まで行っております。当館に来られた際には、是非ギャラリーもお楽しみください。(T) |
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野中寺を様々な視点で捉えています。 | 毎年の恒例行事です。 |
令和4年1月19日(水) 冬季特別展「オホーツク文化―あなたの知らない古代ー」がはじまりました。
冬季特別展『オホーツク文化』が始まりました。今回は、利尻島、礼文島、稚内から根室にいたるオホーツク海沿岸の遺跡から出土した遺物たち約600点がやってきました。関西に居ながらにして、オホーツク文化を味わうことができる特別展です。 彼らの生活の品々、特に骨角器に注目です。土器も是非 ❢。それから、彼らの精神文化や世界観などを表していると考えられる動物をモチーフにした像、牙製婦人像なども、じっくり見ていただきたい資料です。おすすめがありすぎて困ってしまうのですが、きっと、お気に入りに出会えると思います。是非、会いに来てくださいね。 会期は、3月13日までです(H.S)。 |
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入口の掲げたタペストリー。 | 牙製婦人像がお出迎え。 |
令和3年11月4日(木) 古墳の森コンサート2021Autumn開催しました。
11月3日(水・祝)毎年春・秋恒例の古墳の森コンサートを開催しました。昨年と今年と2年連続で春は新型コロナ感染症の拡大のため臨時休館していたため中止となっていました。昨秋、文化の日に実施して以来1年ぶりです。昨年は、出演校の生徒さん人数限定という厳戒態勢の中でしたが、今年は行事としての公開は取り止めたものの部員やご家族などの見学はOKということで、やや緩和したなかで行われました。 出演した皆さんの奏でる音色が秋のすがすがしい晴れ模様の中、心地よい1日でした。さわやかな高校生のアコースティック・コンサート、来年は以前のように多くの方々に聞いていただけますように!(Y.H) |
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青空の下、博物館屋上階段で行われたコンサート。 |
令和3年9月25日(土) 第141回土曜講座を開催しました。
まだまだ暑さの残る、9月シルバーウィークの土曜日、学芸員や外部講師が最新の研究成果をお話しする 「オーサカ発 調査研究最前線」土曜講座を開催しました。 今回は、公益財団法人大阪府文化財センターの笹栗 拓 さんに「津堂城山古墳の築造と周辺集落」と題した講演でした。古市古墳群で最初に築造された大型前方後円墳である津堂城山古墳の近くに同時期に出現した集落の調査成果の紹介から、周辺の集落の動向を通して、古墳時代の土地利用の推移と地域開発の問題に取り組んだ成果をお話しいただきました。近年の集落研究の進展の成果を踏まえた意欲的なお話でした。笹栗さんありがとうございました。 近つ飛鳥博物館では、下半期も秋・冬の特別展の内容にかかわるものも含めて様々な土曜講座を計画しています。ご期待ください。 |
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講座のようす。 |
令和3年8月24日(火) 夏季企画展、講演会を開催しました。
夏季企画展、講演会を開催しました。夏季企画展「古墳群に暮らした人たち―集落遺跡からみる古市古墳群―」も会期後半を迎え、8月22日(日)には講演会を開催しました。今回は、舘野和己館長からの「古市古墳群の地に住んだ人々―古代文献史料に探る―」と題しての講演でした。講演では、六国史をはじめ、木簡、古文書等に残る、古市古墳群が位置する古市郡や志紀郡などにまつわる人物がつぶさに紹介され、多くの渡来人や在来の人の存在をうかがうことができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 来週末の8月28日(土)には土曜講座「古市古墳群の非在来土器」を行います。夏季企画展の会期は9月5日(日)までです。ご来館お待ちしております。(Ic) |
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講演会のようす。 |
令和3年8月22日(日) でかける博物館in大阪府立近つ飛鳥博物館開催中
今年も「でかける博物館in滋賀県立安土城考古博物館・大阪府立近つ飛鳥博物館」開催中です。これは、毎年、安土城考古博物館と連携して行っている企画で、お互いの博物館に出向いてミニ展示をする、というものです。 当館は7月24日(土)から『顔-残された表情-』と題して、いつもは当館の常設展示室にある墓山古墳の人物埴輪や、南花田遺跡の人面墨書土器などを8月29日(日)まで展示しています。様々に表現された顔に注目です。安土博では第64回企画展『発掘された近江-関津遺跡と関津城跡-』開催中で、多くのご来館者さまにミニ展示もご覧いただいているようです。 今月14日(土)には、当館に『滋賀県最古の文字資料』と題して野洲市桜生7号墳出土のヘラ書き須恵器がやってきました。じっくり書かれた文字を読んでみてくださいね。9月20日(月)までです。(H.S) |
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安土城考古博物館の企画展です。 | ミニ展示の様子です(in近つ博)。達筆です。 |
令和3年8月6日(金) 来館者300万院人達成のご報告
先日、1994年(平成6年)3月25日の開館以来の入館者300万人を達成しました。ラッキーガールは小学2年生の女の子でした。大好きなピラミッドと王様のお墓つながり?ということで、古墳についての博物館である当館におじいちゃんと来られたそうです。くす玉をわり、館長からサイン入り著書や当館で販売している地元で作られた飛鳥ワインなど、オリジナルグッズセットをプレゼントしました! 河南町長森田様も急遽かけつけてくださり、偶然にいあわせたお客様方とともに、当館の節目を一緒にお祝いしていただきました。ありがとうございました。これからも近つ飛鳥博物館をますますよろしくお願いいたします。 |
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パンパカパーン! | 段上で記念撮影。 |
令和3年7月30日(金) 夏の取組みのご紹介
令和3年7月24日(土) 近つ飛鳥ギャラリー「たいし郷土カルタ」展開催
博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーでは7月24日から、太子町・聖徳太子没後1400年記念実行委員会による「聖徳太子没後1400年記念 たいし郷土カルタ展」を開催しております。この展示では、太子町の魅力をひらがな50音にのせたカルタのパネルをご覧いただけます。カルタは、今年が聖徳太子没後1400年であることを記念して製作されたもので、「よみふだ」は一般公募、「えふだ」は大阪芸術大学の監修によるものです。 カルタのパネルの横には、よみふだの解説をのせた手引書があり、ご自由に手に取っていただけます。また向かい側には、聖徳太子に関連した、太子町内のスポットの解説パネルもご覧いただけます。 現在、当館では夏季企画展を開催しております。是非ギャラリーとあわせてご覧ください。(T) |
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パネルでカルタを楽しめます。 | 「たいくしん」も登場。 |
令和3年7月17日(土) 夏季企画展開幕
2021年7月17日より、夏季企画展「古墳群に暮らした人たち―集落遺跡からみる古市古墳群―」が始まりました。今回は、古市古墳群の集落遺跡を取り上げています。近在する古墳に様々な形でかかわったと考えられる人々の営みを、土器を中心とした出土品から考えています。企画展にあわせて、土曜講座、講演会も行います。会期は、9月5日(日)までです。ご来館お待ちしております。(Ic) |
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正面玄関のタペストリー。 | 特別展示室前のタペストリー。 |
令和3年6月30日(水) 近頃の博物館エントランス( ^)o(^ )
当館、エントランスの様子が少し変わったのはご存知でしょうか。設置後、休館になってしまって、ご案内もできないままでしたので、少しご紹介したいと思います。 まず、大きなパネル。1.6m×3.6m、上空から百舌鳥・古市古墳群を中心に眺めた衛星画像です。地上からはなかなか分かりにくい古墳の形や、その大きさが体感できます。近つ飛鳥博物館も映っていますよ。 それから、その横にはモニターとタッチパネルが置いてあります。ここでは、百舌鳥・古市古墳群の出土品が検索できるアプリを公開しています。このアプリは、関西大学総合情報学部・堀雅洋研究室が開発したもので、百舌鳥・古市古墳群から出土した埴輪や武具、馬具、装身具といった副葬品、棺など約430点が登録されていて、これらの写真をみることができます。また、出土した古墳は地図上に表示することができ、古墳の大きさや形など、検索することも可能です。当館で展示している資料やその複製品もあるので、展示品をご覧いただいて、その出土古墳の情報を検索してみるのも良いかもしれません。(現在は、新型コロナ感染症対策として、デモ映像でアプリの紹介をしています。また、アプリはご自宅のPCやスマートフォンでも視聴できます。) ❖百舌鳥・古市古墳群マップアプリ https://www.hz-kutc.net/mozu-furu/kofun/map/app ❖百舌鳥・古市古墳群出土品検索アプリ https://www.hz-kutc.net/mozu-furu/artifact/map/app 様々な情報をつなげて、当時の姿のイメージを更に膨らませてみて下さい。(H・S) |
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博物館に入ってすぐ左側の壁。 | 衛星画像は色々と見えますよ。 |
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マップアプリも必見。 |
令和3年6月27日(日) 土曜講座開催。
6月26日(土)、土曜講座を開催しました。今回は、大阪府教育庁文化財保護課の飯塚信幸さんに「甑形土器からみた須恵器生産―百舌鳥・古市古墳群の時代の新技術―」と題して講演していただきました。登録からもう少しで2年となる世界文化遺産の百舌鳥・古市古墳群の時代を特徴づける新たな動きの中から、蒸し器である甑形土器へ注目した研究で、技術の流れが中央から地方だけではなく、地方から中央へもみられるといった、最新の研究成果をお話していただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。実は、4月から臨時休館していたため、今回が今年度初めての土曜講座でした。まだまだ制約が多い中ではありますが、講座も再開しています。ご来館、お待ちしております。(Ic) |
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講座のようす。 |
令和3年6月20日(日) 春季特別陳列のご報告と6月22日(火)再開館。
先週、6月13日(日)春季特別陳列、終了となりました。会期のほぼすべてが休館となってしまいましたが、初日にご来館いただいた皆様、動画による展示紹介ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。カメラの向こう側にお伝えすることは、思った以上に難しくて、分かりにくいこともあったかと思います。そんな中、お寄せいただいたコメントには励まされました。『献ずる器』、また、なんらかの機会に考えてみたいです。それまで、温めておこうと思います。 また、緊急事態宣言措置の解除により、6月22日(火)から開館します。まん延防止等重点措置に移行のため、まだまだ制約等も多いですが、7月17日(土)からは夏季企画展『古墳群に暮らした人たち-集落遺跡からみる古市古墳群-』が始まります。準備も大詰めです。お楽しみに。(H・S) |
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タペストリーを外しました~。 |
令和3年6月9日(水)第4弾春季特別陳列紹介動画公開のお知らせ「春季特別陳列紹介vol.4」
たった1日だけの開催となってしまった春季特別陳列。紹介動画も遂に完結編「第4弾」をアップします。ぜひ、ご覧ください。(Y.H) |
※ 特別陳列のチラシがダウンロードできます。 詳細はこちら。(PDF) |
令和3年6月5日(土)新しい動画公開のお知らせ「春季特別陳列紹介vol.3」
春季特別陳列は臨時休館が6月20日まで延長になったため、非常に残念ですが中止となりました。たった1日だけの開催となってしまった展示を少しでもお届けできればと、紹介動画の第3弾をアップします。会期中には第4弾もアップの予定です。ぜひ、続きをご覧ください。(Y.H) |
※ 特別陳列のチラシがダウンロードできます。 詳細はこちら。(PDF) |
令和3年5月23日(日)新しい動画公開のお知らせ「春季特別陳列紹介vol.2」
第1弾に引き続き、春季特別陳列紹介動画第2弾を公開しました。ぜひ、続きをご覧ください。(Y.H) |
※ 特別陳列のチラシがダウンロードできます。 詳細はこちら。(PDF) |
令和3年5月11日(火)新しい動画公開のお知らせ「春季特別陳列紹介」
5月中旬となりました。近つ飛鳥博物館は4月25日から新型コロナ感染症緊急事態措置に基づいて5月31日まで休館中です。そのため、4月24日(土)から開催した春季特別陳列「献ずる器ー一須賀古墳群を中心にー」は1日だけの開催で臨時休館・・・。 しかし、「不思議な器をぜひ皆さんに紹介したい!」「開館したらぜひ見てほしい!」という思いから動画を作成しました。ぜひご覧ください。(Y.H) |
※ 特別陳列のチラシがダウンロードできます。 詳細はこちら。(PDF) |
令和3年3月20日(土)桜だより(1)
3月中旬にもかかわらず、今年は桜の季節がやってまいりました。昨日、大阪でも開花宣言。この数日の暖かさで、風土記の丘の桜もだいぶ咲いてきました。残念ながら、新型コロナ感染症の拡散防止の観点から、宴会等はお断りさせていただいておりますが、春の便りも見に来ていただきたいと思います。(Y.H) |
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緑の広場はこんな感じです。 | 博物館南側の園路はこんな感じです。 |
令和3年3月7日(日)冬季特別陳列開催中。
はや3月中旬です。近つ飛鳥博物館では、1月23日(土)から冬季特別陳列「南河内の古代寺院とその造営氏族」を開催しております。古代の河内には70を超える寺院があったと考えられています。この展示では館蔵品を中心に、南河内の古代寺院の瓦を並べてみました。飛鳥時代、飛鳥に寺院が建てられてほどなく建立がはじまった南河内の甍をご覧ください。早々にご案内すべきところでしたが、Facebookでご案内したので安心してしまい、ブログでご報告を怠っておりました。申し訳ございません。この場で内容のご紹介は、YouTubeに紹介動画をアップしましたので、そちらをご覧いただけると嬉しいです。動画はこちらから!(Y.H) |
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コンパクトですが、見ごたえあり・・・。 |
令和3年3月3日(水)梅だより(5)
今日は、桃の節句(雛祭り)ですね。Facebookでタイムリーにお知らせしているため、「一須賀の丘から」でのご案内を怠っておりましたが、風土記の丘の梅は満開。昨日の雨で、花びらが地面に広がっている部分もありますが、梅林はうめの香りほのかに漂う素敵馬場所となっています。本日も気温は低いものの、太陽の光に誘われて多くの方が梅林を訪れています。昨日から、喫茶コーナーも通常開店しております。(Y.H) |
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メジロ、シジュウカラなど鳥たちもたくさん来ています。 |
令和3年2月17日(水)梅だより(4)
全国的に大荒れ模様の本日、大阪でも朝から雪。近つ飛鳥博物館もご覧の様子です。梅の花も、雪がつき寒さに凍りつく感じです。博物館入口前にも朝から雪がうっすらと積もっています。写真下段は、昨日の晴天の梅模様です。梅は、満開の樹もあれば、まだまだ三分咲きのものもあります。全体としては、公称五分咲きです。(Y.H) |
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雪の博物館。 | 薄っすらと積もった雪と枝垂れ梅。 |
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昨日の梅林。 | 博物館入口の枝垂れ梅がいよいよです。 |
令和3年2月7日(日)梅だより(3)
風土記の丘の梅がにぎやかになってきました~!梅の香りに引き寄せられるのか、風土記の丘の散策の方々は目に見えて多くなってきました。立春を過ぎ、暦の上では春の始まりとされるる時期です。まだまだ、寒さ厳しい感じですが、徐々ににぎやかになってきました。 |
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満開ではありませんが、色鮮やかになってきました。 |
令和3年2月3日(水)狭山池博物館ミニ展示『古代の相貌』に出張展示中です。
令和3年2月3日(水)より、大阪府立狭山池博物館にて、大阪府教育委員会、大阪府文化財センター、弥生文化博物館、近つ飛鳥博物館、狭山池博物館の5つの機関が共同でミニ展示を実施しています。 今回の共通テーマは、タイトルにもある「相貌」、つまり顔つきです。当館からは、墓山古墳・青山古墳群出土の人物埴輪と、南花田遺跡・萱振遺跡出土の人面墨書土器が出張しています。また、大阪府教育委員会からは、かわいらしい表情の仏並遺跡出土土面(府指定文化財)も展示されています。この機会にいろいろな表情を眺めるのはいかがでしょうか。このミニ展示は、3月7日(日)までですが、2月15日(月)~22日(月)は臨時休館です。(Ic) |
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こぢんまりとした展示です。 | 近つのコーナーです。 |
令和3年2月2日(火)梅だより(2)
昨夜の雨から一転して、風は強いですが、光の差し込む明るい風土記の丘となっています。博物館入口前の梅も、まだまだ木々によりますが奇麗になってきました。徐々に梅の香りも感じられるようになってきました。梅シーズンの到来です。(Y.H) |
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博物館前の階段右側の梅はなかなかです | まだまだつぼみがほとんどですが・・・・・。 |
令和3年1月29日(土)梅だより(1)
本日は、列島を寒風が吹き荒れている中ですが、梅だより(1)をお届けします。くしくも、昨年と同じ日です。今週前半の陽気に風土記の丘の梅がかなり奇麗になってきました。まだ、標準木として意識している館入口前の枝垂れ梅は「ぽつり」ですが、梅林ははなやかになってきました。昨年の今頃は新型コロナ感染症の話題がニュースに流れるようになってきたころでした。今年の「梅だより」を緊急事態宣言の出された中で迎えるとは想像できませんでした。こうした状況の中ですが、今年も風土記の丘の「梅だより」をお送りします。お楽しみいただければ幸いです。(Y.H) |
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枝垂れは、ぽつり・・・・。 | 梅林はちょっとにぎやかになってきました。 |
令和3年1月21日(木)近つ飛鳥ギャラリー「このこのアート展」開催中です!
博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーでは1月10日から、「このこのアート展」を開催しております。この作品展では、放課後デイサービス「このこのアート」を利用している子供たちによる作品が展示されております。絵画だけでなく立体作品など様々なアート作品がみられるほか、手で触れて楽しめるようなものなど毎回楽しませてくれる展示です。また、今年の干支のウシをテーマにした作品など、毎年多くの作品が展示され、とても賑やかにギャラリーを彩っています。 展示は1月30日(土)まで開催しております。1月23日(土)からは、冬季特別陳列も開催いたしますので、是非お立ち寄りください。(T) |
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今年の干支、ウシが出迎えてくれます。 | 様々な作品が空間を彩ります。 |
令和2年12月12日(土)第2回れきしウォーク
12月5日は第2回れきしウォーク「近つ飛鳥をあるく」でした。 まずは近つ飛鳥博物館の地形模型で本日のルートを確認してスタートです。『梅鉢御陵』ともよばれる敏達天皇陵古墳、用明天皇陵古墳、推古天皇陵古墳、聖徳太子墓古墳、(孝徳天皇陵古墳は残念ながら、今回はルート外です)をはじめ、二子塚古墳や仏陀寺古墳と磯長谷に眠る古墳をめぐりました。ご参加いただいた皆様、思った以上にアップダウンがあったのではないでしょうか?歩いてみて地形を実感、これがウォークの醍醐味ですね。また、今回、訪ねた古墳は、当館の常設展示室1階のZONE1で扱っているものも多いんですよ。 当日は、12月とは思えないぽかぽか陽気。青空の下、気持ちの良いウォークでした。次回のウォークも楽しみですね。(H.S) |
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まずは、博物館のロビーで地形模型を見ながら! | 推古天皇陵古墳、一須賀古墳群を一望 |
令和2年11月29日(日)秋季企画展閉幕!
10月3日から開催して参りました秋季企画展「王権麾下の古墳とその被葬者―古市古墳群の小規模墳―」が、11月29日で閉幕しました。また、閉幕前日の28日には、当館の廣瀬副館長兼学芸課長から「墳丘規模と形態からみた古市古墳群」と題して土曜講座を行い、多くの方のご参加がありました。 企画展の開始とともに、10月からは入門・土曜講座を再開したものの、定員を減らし、事前応募という制限が多い中での実施となりました。また、講演会や展示解説は、今回の企画展では実施を見送らせていただきました。このような中、多数の方にご来館いただき、ありがとうございました。 さて、いよいよ12月。年が明けると、1月23日からは冬季特別陳列「南河内の古代寺院と造営氏族」を開催する予定で、現在その準備を進めております。詳細はまたホームページなどでご案内させていただきます。(Ic) |
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玄関のタペストリーもさようなら〜。 |
令和2年11月21日(土)れきしウォークの下見に行ってきました。
すばらしい秋晴れ。今日は絶好のれきしウォーク下見日和、ということで、12月5日に実施予定の『近つ飛鳥をあるく』の予定コースを歩いてきました。 ほんとに、紅葉も最高で、当日も暖かいお天気だといいな、と願います。今日はちょっと暑くって、汗だくになりました。今回のコース、かなり歩きます。博物館のある丘陵から出発、磯長谷をぐるりと回るコースです。ルートはあらかじめ、考えてはいたのですが、実際歩いてみると、少し修正も必要かな、と思案中です。れきしウォークは、学芸員が参加者の方々と汗をかきながら大阪をはじめ近畿各地の古墳を解説しながらめぐる、近つ飛鳥博物館の毎年〔年4回〕の恒例行事です。 写真は青空と推古天皇陵古墳です。参加予定の皆さま、時節がら体調には十分注意して、無理のないようご参加ください。お会いできるのを楽しみにしています。(S.H) |
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東側からみた推古天皇陵古墳 |
令和2年11月1日(日)現地見学会に行ってきました。
10月31日、現在開催中の秋季企画展「王権麾下の古墳とその被葬者―古市古墳群の小規模墳―」に関わる行事として、現地見学会を行いました。 今回の見学会は、「古市古墳群北東、国府・土師の里の古墳と遺跡をめぐる」と題して、国府遺跡、衣縫塚古墳、松川塚古墳、古室山古墳、大鳥塚古墳、栗塚古墳、盾塚古墳、道明寺などをめぐりました。秋季企画展で展示している埴輪などが出土した古墳の多くは、埋没古墳と呼ばれる、発掘調査でその存在が明らかになった古墳です。そのため、現存しない古墳が多いものの、墳丘が残る数少ない小規模墳や、大型・中型前方後円墳、周辺の史跡などを見学しました。 当日は、秋晴れの一日で、見学会日和とも言える一日でした。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。秋季企画展も、会期の折り返し地点を過ぎました。ご来館お待ちしております。(Ic) |
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栗塚古墳にて | 衣縫塚古墳にて |
令和2年10月25日(日)土曜講座・解説講座を開催しました。
秋季企画展「王権麾下の古墳とその被葬者-古市古墳群の小規模墳-」も、会期の半ばを迎えつつあります。 10月24日(土)には、秋季企画展関連行事として、土曜講座を開催しました。今回は、「古市古墳群にある小規模墳の特徴」と題して、今回の展示の着目点などを、市村総括学芸員がお話ししました。 また、25日(日)には、解説講座「古市古墳群の小規模墳」として、藤井寺市教育委員会の山田幸弘さんと、羽曳野市教育委員会の吉澤則男さんに、ご講演いただきました。山田さんからは、「藤井寺市域における古市古墳群の小規模墳」、吉澤さんからは、「誉田御廟山古墳とその周辺―栗塚古墳を中心に―」と題してのお話でした。お二人とも長らく両市における発掘調査に携わってこられており、今回の企画展で展示している古墳を含めた多岐にわたる成果をお聞きすることができました。 再開後の今年度の各講座は、事前申し込み制で、定員80人など、これまでとは違った点が多く、何かとご面倒をおかけしております。ただ、久しぶりの講座ということもあり、ひとまずは無事に開催することができ、ほっとしています。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。(Ic) |
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今回からは席の間隔をあけて、聴講していただきました。! | 山田さんの講演の様子! |
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吉澤さんの講演の様子! |
令和2年10月15日(木)秋季企画展のPR動画を紹介します。
近つ飛鳥博物館・風土記の丘周辺も秋が深まるなか、秋季企画展も2週目に入りました。今年に入り、新型コロナ感染症の影響による臨時休館など状況の大きく変化が大きい日々が続いています。近つ飛鳥博物館では、秋季企画展の開催に合わせて、10月からロビーフロアの図書コーナーや他館やさまざまな文化イベントのチラシの配架、展示室内の映像機器の操作など、色々な設備の利用を再開しました。まだ、ミュージアムショップなど諸事情から中止しているものもありますが、徐々に落ち着きを取り戻しています。講座や現地見学会などの行事も再開する予定です。 今年度からホームページに、常設展示品の展示品解説を掲載したり、夏季企画展では、PR動画をFacebookやYouTubeにアップしたりといくつかの取り組みをしてきました。今日は、その第2弾「令和2年度秋季企画展PR動画」の公開を始めています。今回もすでにFacebookにはアップしています。 ぜひご覧ください。YouTubeはこちらから。クリックして見ていただければ嬉しいです!(Y.H) |
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渋めのモノクロ動画です~! |
令和2年10月11日(日)でかける博物館企画、開催中です!
秋季企画展の開催にあわせ、10月7日より、でかける博物館企画「木偶(もくぐう)-弥生時代の男女の像-」というタイトルでスポット展示をしています。この展示は、毎年、滋賀県立安土城考古博物館のご協力によって両館で開催しているもので、今回は当館常設展示室で、弥生時代の木製の像である木偶を紹介しています。木偶は、棒または板状の木材に人物の顔や首、腰などを表現し、多くが男女と考えられる2体セットで、お墓から出土します。 弥生時代の人物表現は、銅鐸や絵画土器に代表される平面的なものが多い中で、木偶は立体的な表現をしている貴重な資料です。この機会に、弥生時代の表現や文化、習俗などについて思いを馳せてみてはいかがでしょうか。 滋賀県立安土城考古博物館では、当館の展示『一須賀古墳群出土の耳環-製作技法と変遷-』を開催しております。是非そちらへも足をお運びください。(T.T) |
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2体の木偶、祖霊神なのでしょうか。 | 安土博展示室の入口で開催中です。 |
令和2年10月6日(火)秋季企画展始まりました!
10月3日(土)から、令和2年度秋季企画展「王権麾下の古墳とその被葬者―古市古墳群の小規模墳―」が始まりました。世界遺産に登録されて1年が経過した古市古墳群にある古墳のうち、その多くを占める小規模墳を対象として、それらから出土した埴輪を中心に展示をしています。 なお、10月からは、長らく中止しておりました講座を再開する予定です。秋季企画展関連では、10月24日(土)の土曜講座が第一弾です。なお、講座・イベント等は、いずれも往復はがきによる事前申し込みが必要です。ご面倒をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。(Ic) |
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展示室前のタペストリー。ご来館、お待ちしております。 |
令和2年9月29日(火)れきしウォークを行いました!
9月27日、日曜日。今日は久しぶりのれきしウォークでした。なんと、昨年の11月以来、ほんとに久々です。秋晴れの中、墓山古墳とその周辺をめぐりました。受付開始間もなくして突然の雨、参加者の皆さまに手伝っていただきながら、配布資料を濡れない場所に避難。ほどなく、雨もあがり、スタートとなりました。やっぱり、楽しいですね! 浄元寺山古墳周辺ではたくさんの赤とんぼが飛んでいて、ヒガンバナも咲いていて、まさに秋のウォークでした。今回の秋季企画展では古市古墳群の小規模墳をとりあげますが、その予習にもなるウォークだったのではないでしょうか。 多数の参加申し込みを頂いたのですが、コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、参加人数をいつもより、絞らざるを得ませんでした。ご参加いただけなかった皆さま、申し訳ありません。今回は再開できたことをうれしく思いながら、今後も工夫をしながら、様々なイベントも再開したいと思っています。手探りではありますが、また皆さまにお会いできること、楽しみしております。(H.S) |
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墓山古墳の陪冢と考えられる浄元寺山古墳。 | 甲冑の大量出土で有名な野中古墳。 |
令和2年9月10日(木)夏季企画展終わりました!
9月6日、夏季企画展『堂山1号墳 -その被葬者像をさぐる-』が閉幕いたしました。猛暑の中、ご来館いただきました皆様、ありがとうございます。企画展に伴う講座や解説などがなくて、いつもとは違う展示会でしたが、皆さまに見ていただくことができて、何よりでした。 さて、10月3日からは、秋季企画展『王権麾下の古墳とその被葬者』が始まります。特別展示室、約1か月で、ガラッと早変わり、現在急ピッチで準備中です。秋の展示会で皆さまにお会いできること、楽しみにしています。その頃は、少しすずしくなっているかな?(H.S) |
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サヨナラ、タペストリー。 |
令和2年8月29日(木)夏季企画展PR動画および展示解説の紹介
8月も末を迎えようとしていますが、連日、暑い日が続いております。近つ飛鳥博物館は企画展「堂山1号墳-その被葬者像をさぐる-」を開催中です。近つ飛鳥博物館は、新型コロナ感染症対策をとりながら通常通りオープンしています。企画展も残り1週間と少しとなりました。 新型コロナ感染症にともなう諸事業の中止のなかで新たな取り組みをご紹介します。 1つ目は、「行こうか迷ってる歴史・古墳好きの人の背中を押したい!」(もっとお客様に来てほしい…)、「どうしても来れない方々に、少しでも企画展を紹介したい」という気持ちを込めて、PR動画を作成しました!当館のFacebookにアップしています。facebookをご覧にならない方は、Youtubeにもアップしています。 ぜひご覧ください。YouTubeはこちらから。 2つ目は、企画展では通常、展示室で展示解説を行ってきました。しかし、新型コロナ感染症の拡散防止他のため、現在は中止しています。今回、展示解説を展示室で動画でご覧いただくようにしました。写真はこの様子です。 新しい試みのため、まだまだ向上の余地がありますが、ぜひお楽しみください。(Y.H) |
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画像と説明文、音声付きです。 | 今回は、小さなディスプレーです。 |
令和2年8月20日(木)百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録1周年記念「おしえて!もずふる」
やっと、長雨が終わったと思ったら、今度は連日、暑い日が続いております。夏ですね!バス停から博物館まで、流れ落ちる汗とともに出勤です。コロナ渦の夏休み終盤、思い出にどこに行こうか、宿題に何か?と頭を悩ませている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されて1周年のこの夏、当館では、今月30日まで、大阪府の百舌鳥・古市古墳群世界遺産保存活用会議事務局との共催によるパネル展「おしえて!もずふる」が開催されています。このパネル展は、当館だけでなく、堺市の堺市博物館、羽曳野市の峯塚公園管理棟、藤井寺市のアイセル シュラ ホールで同時に行われており、世界遺産や古墳のことを子供たちにもわかり易く解説した共通のパネルと、それぞれの館で独自のパネルが展示されています。当館では、「古墳と伝説」をテーマにしたパネルを展示しています。古墳は後の時代の人々にも意識されていたのですね。 あとわずかな短い夏休みかもしれませんが(新学期が始まった方はごめんなさい。)、博物館で涼みながら、親子で古墳について考えてみてはいかがでしょうか。展示室には縮尺150分1の仁徳天皇陵古墳の模型があって、古墳の周囲には当時のたくさんの人々が、いろんなことをしていますよ。何をしているのかな?こちらも是非、ごらんください。お待ちしています。なお、博物館、風土記の丘も含めて自動販売機はありません。ただし、博物館では週末は喫茶コーナー「ちかつカフェ」がオープンしています!(H.S) |
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タイトルはこんな感じです。 | 吉村知事の紹介動画とともにパネルで学んでください! |
令和2年8月10日(月・祝) 博物館実習
8月5日(水)博物館実習がスタートし、8月9日(日)までの5日間、10大学21名が参加して実施しました。今年はコロナ渦での実習ということもあり、3密を避けるため実習室をホールとし、実習生にはマスク着用、検温、実習室の消毒など毎日行いながらの実施となりました。 実習内容は、博物館に関わる講義、博物館内の展示室やバックヤードの見学、「考古資料の取り扱いと梱包」の講義と実習、大阪府立弥生博物館学芸課長の三好孝一課長の「刀剣資料の取り扱いについて」の講義と実習、それから実習のメインである展示解説と出前授業「古墳時代と埴輪」における説明資料づくりのグループ学習、など多彩な内容となっています。 埴輪づくり体験は、久々に童心にかえって楽しんでいました。作品はというと、そこはさすがに大学生の作品内容でした。鎌倉時代から江戸時代末期までの刀剣の違いを見たり触ったりして感じる普段ではほとんどできない貴重な体験でした。最終日には、展示解説、出前授業の「古墳時代と埴輪」の説明のプレゼンテーションなどの成果発表が行われました。各グループとも、テーマ設置から歴史的な意義まで、わかりやすい楽しい内容となりました。 最後は皆さんの充実した表情が印象的でした。こうした博物館実習を通して未来の学芸員が育ってくれることを願いつつ5日間の実習を終了しました。皆さんご苦労様でした。 |
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刀剣資料の取扱い実習 | 熱のこもった展示解説 |
令和2年7月22日(水) 夏季企画展はじまりました!
7月18日(土)、令和2年夏季企画展『堂山1号墳ーその被葬者像をさぐるー』が始まりました。当初予定より、1週間遅れとなりましたが、無事開会となりました。堂山1号墳といえば、当館で常設展示もしている甲冑ですが、企画展では360度グルリとみていただけます。普段はみられないうしろ姿、是非見てみてください。違った角度からみるとまた新しい発見があるかもしれません。 それから、企画展に伴う図録についてのご案内です。現在、新型コロナ感染症の拡散防止等の観点から当館ミュージアムショップを閉じています。そこで今回は企画展図録(販売は、この図録だけです・・・。)を券売機でチケットを販売し、交換する方式で販売しております。販売価格は600円となっています。(H.S)。 |
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夏季企画展入口 | ゆったりとした展示室 |
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受付手前の券売機 | 図録のボタンです。 |
令和2年7月16日(木) そろそろ始まります!
はや、7月中旬となりました。5月21日(木)の長い休館から開館して、2ヶ月が経とうとしております。みなさまいかがお過ごしでしょうか?新型コロナ感染症の収束もまだ見えない中、梅雨末期の集中豪雨による被害が拡大しております。被災されたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。 近つ飛鳥博物館では、残念ながら講座やイベントなどは8月末まで全て中止となっております。しかしながら、博物館事業の中核のひとつである展示は、当初予定の7月11日(土)からは1週遅れるものの、今週7月18日(土)より令和2年度夏季企画展「堂山1号墳ーその被葬者像をさぐるー」を開催する予定です。この夏のひととき、古墳時代の河内に生きた人々の生き様に想いを馳せてみませんか。 ただし、現在新型コロナ感染症の拡散防止のためマスクの着用などいくつかのお願いを申し上げています。当館ホームページ巻頭に記載しております。ご確認の上御来館をお願いします(YH)。 |
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冑・錣(しころ)・短甲 | 須恵器 器台・有蓋(ゆうがい)高坏 |
令和2年6月30日(火) 春季特別陳列 終了しました!
6月28日(日)、春季特別陳列『青山古墳群の埴輪』が閉幕となりました。予定した会期の半分強程しか開館できず、イベントもすべて中止となってしまいましたが、ご来館いただいた皆様、ありがとうございました。 さて、現在当館では、7月18日(土)から始まる、夏季企画展『堂山1号墳-その被葬者像をさぐる-』の準備を進めています。詳細については、ホームページなどでご案内させていただきます。夏季企画展が始まるのは梅雨が明ける頃。それまで、少々お待ちください(Ic)。 |
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次は、「堂山1号墳ーその被葬者像をさぐるー」です! |
令和2年6月26日(金) 特別陳列 展示品紹介4
今回紹介するのは、線刻が施された円筒埴輪の破片です。いずれも古墳の周溝からみつかったものではありませんが、青山古墳群のいずれかの古墳に伴う可能性があります。手前左右の2点には弓のように反った線、中央上側の1点には矢印のような線が描かれています。これらは船を描いたものと考えられます。 円筒埴輪に船が描かれる例は、古墳時代前期の奈良県天理市東殿塚古墳から、後期の今城塚古墳まで、断続的にみられることが知られています。これらの線刻のうち、中央上側の線刻に似た例には、京都府久津川車塚古墳出土例があります。また、手前左側は、船体を表現していると考えられる2本の弓形の線が描かれるだけですが、右側はそれ以外に櫂と考えられる表現などもみることができます。なお、手前左右の2点には、残存する部分で、船上に何かの線刻はみられないようです。(Ic) |
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埴輪に描かれた船は何を意味するのでしょうか? |
令和2年6月24日(水) 特別陳列 展示品紹介3
今回紹介するのは、囲形(柵形)埴輪の破片です。1点が写っている写真の埴輪は、4号墳の周溝からみつかったもので、2点が写っている写真の埴輪は、古墳の周溝からみつかったものではありませんが、青山古墳群のいずれかの古墳に伴っていた可能性があります。囲形(柵形)埴輪は、厚み(奥行き)が薄い直方体状の、筒形や箱形を呈する埴輪で、これらの破片は最も広い側面の一部です。この埴輪は、複数個体を組み合わせて使う形象埴輪で、古市古墳群では、狼塚古墳で木樋形土製品を囲うように8点が組み合わせられてみつかっており、水のマツリのようすを表現していると考えられています。 狼塚古墳での出土位置は造り出し付円墳のくびれ部付近なので、同様に造り出しをもつ4号墳でも類似する位置での使用が推定できるかもしれません。しかし、狼塚古墳が誉田御廟山古墳を主墳とする陪冢と考えてよければ、主墳との関わりで理解する例となります。一方、青山古墳群は陪冢ではないと考えられますので、同様に陪冢ではないと考えられる中小規模古墳での出土例である鞍塚古墳などとともに、陪冢以外での形象埴輪の使用を考える例といえます。とはいえ、その違いについてはまだ十分に理解できていません。(Ic) |
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幅が広い突帯とその中の小さい突起が特徴です。 | 底があるタイプなのかは不明です。 |
令和2年6月19日(金) 特別陳列 展示品紹介2
今回紹介するのは、青山2号墳出土の人物埴輪です。2号墳は、墳丘長33mの短い前方部をもつ前方後円墳で、5世紀後葉頃の築造と考えられます。埋葬施設や副葬品は不明で、葺石は施されていなかったようです。写真中央の人物埴輪頭部は、側面に剥れた痕がみられ、本来みずらが表現されていたと考えられます。頭頂部は全て残ってはいませんが、一部のヘラ描き表現から、前髪は左右に振り分けている髪型と考えられます。 この左右にある、ドーム型でスカシ孔が開いている埴輪は、人物埴輪の円筒基部で、いずれも足先まで表現しています。右側は裸足、左側は履物をはいています。ただし、これより上にどのような人物が表現されていたのかは不明です。類似する人物埴輪の円筒基部は、奈良県橿原市四条1号墳や高槻市今城塚古墳などでも出土しています。(Ic) |
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同じような人物埴輪にも、いろいろな違いがあります |
令和2年6月2日(火) 特別陳列 展示品紹介1
今回の特別陳列の展示品をいくつか紹介したいと思います。 まずは、青山4号墳出土の猪形埴輪です。4号墳は、墳丘長20mの造り出し付方墳で、葺石が施されていたようです。埋葬施設や副葬品は不明ですが、出土した埴輪等から、5世紀後葉頃の築造と考えられます。この埴輪は、常設展示室中地階「埴輪の世界」のコーナーでいつもは展示しています。当館の埴輪の中では人気者のひとつで、他館へ貸し出されることもあります。今回は、独立ケースに展示していますので、180度ぐるりとみていただくことができます。なお、4号墳からは、円筒埴輪や朝顔形埴輪のほか、蓋(きぬがさ)・家・鶏・人物など豊富な埴輪がみられます。猪形の埴輪は、犬形の埴輪と共に出土することがありますので、この古墳にもあったのかもしれません。(Ic) |
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常設展示室ではこの角度からご覧いただいています。 | 背後からですと、このようなかんじです。 |
令和2年5月21日(木) 開館と春季特別陳列のお知らせ
3月からの臨時休館措置が解かれ、5月21日より82日ぶりに開館しました。 開館と共に約1か月遅れで春季特別陳列「青山古墳群の埴輪」がはじまりました。青山古墳群は、藤井寺市所在の、古市古墳群内にみられる中小規模古墳で構成される古墳群の一つです。今回は、当館で保管している青山2・4号墳の埴輪の一部を展示しています。この展示は、特別展示室の一部を使用し、特別陳列として行う新たな試みです。まだ模索段階ですが、今後も当館で保管している資料を、折をみて展示していきたいと考えています。 なお、今回の特別陳列の会期は、当初予定通りの6月28日(日)までですが、期間中の行事(土曜講座・展示解説)はすべて中止とさせていただきますので、ご了承ください。(Ic) |
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展示室の様子 |
令和2年4月21日(火) 近つ飛鳥博物館を見てみよう!
ご無沙汰しています。新型コロナ感染症対策による緊急事態宣言が発出されているなかですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ご存知とは思いますが、近つ飛鳥博物館は、5月6日(水)までの臨時休館が続いております。 この機会に、あまり知られていない「近つ飛鳥博物館」の楽しみ方をご紹介したいと思います。実は約10年ほど前から、Google Mapで博物館内外を「ストリートビュー」でご覧になることができます。ぜひ、「バーチャル 近つ飛鳥博物館」をご覧ください。(Y.H) |
令和2年4月9日(木) 桜だより(4)
「桜だより」第4弾です。新型コロナ感染症対策による緊急事態宣言が発出されています。近つ飛鳥博物館は、5月6日(水)までの臨時休館が続いておりますが、風土記の丘は、健康増進のためといううこともあり公園として開園しております。桜は、徐々に散り足元に花びらが敷き詰められてきましたが、まだまだきれいに咲いています。桜と新緑の緑の共演をお楽しみいただける感じです。外出自粛が求められている状況ですので、心身のリフレッシュに写真をどうぞ。(Y.H) |
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寛弘寺45号墳と桜 | 桜と新緑の葉っぱ |
令和2年4月2日(木) 桜だより(3)
「桜だより」連日の第3弾です。昨日からの雨が上がり、午後には日差しが戻ってまいりました。桜は、雨に負けず満開です。これから週末にかけて晴れの日が続くようです。風土記の丘の「緑の広場」の桜も満開です。ごらんのように博物館も桜に囲まれています。この週末にかけてが見頃ではないかと思います。(Y.H) |
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緑の広場のさくら | 園路からみた桜と博物館 |
令和2年4月1日(水) 桜だより(2)
ようやくの桜だよりの第2弾です。あっという間に3月下旬を通り過ぎ、新年度がはじまりました。博物館は、新型コロナウイルスによる影響で4月3日(金)まで休館ですが、風土記の丘は開園しております。しばらく更新をお休みさせていただいている間に、「桜だより 第2弾」ながら満開となっております。お許しください。ここ数日の雨にも、まだ桜は元気です。ぜひご来園ください。(Y.H) |
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満開の桜 | 一度は見たくなりませんか。 |
令和2年3月21日(土) 桜だより(1)
桜だよりの第1弾です。はや、春本番を思わせる陽気です。博物館は、新型コロナウイルスによる影響で4月3日(金)まで休館ですが、風土記の丘は開園しております。多くの方が、博物館の屋上階段や風土記の丘で散策やピクニックを楽しんでおられます。桜のつぼみは、徐々にピンク色に膨らみつつあります。待ち遠しくなってまいりました~。(Y.H) |
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こどもが駆けめぐる屋上階段。 | ピンクのつぼみがだいぶ膨らみました。 |
令和2年3月1日(日) 梅だより(9)
3月になりました。風土記の丘の梅林は、昨日の雨でやや湿った感じもありますが、散歩の方々でにぎわっております。ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、新型コロナ・ウィルスの感染防止のため、明日から3月20日(金・祝)まで博物館は休館となります。なお、風土記の丘は、通常通り開園しております。(Y.H) |
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梅林から博物館をのぞむ。 | 一面の梅の木 |
令和2年2月27日(木) 梅だより(8)
左の梅は「思いのままに」という品種だそうです。白とピンクの花が一つの木に花を咲かせています。大阪府広報担当副知事の「もずやん」も風土記の丘の梅林を探索?風の冷たいやや不安定な天気ですが、可愛いさえずりが風土記の丘にこだましています。(Y.H) |
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思いのままに | こんにちは、もずやん! |
令和2年2月24日(月・祝) 梅だより(7)
2月の最後の週末の連休最終日、満開の梅林です。快晴の空の下、梅林はうめの香りで一杯です。ぜひご来館ください。(Y.H) |
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満開の梅林と博物館「黄泉の塔」。 | メジロもうれしそう?! |
令和2年2月19日(水) 梅だより(6)
昨日からの寒波にもかかわらず、近つ飛鳥風土記の丘の梅は、満開の時を迎えております。山々の梅の木は白、ピンク、赤とそれぞれに鮮やかに咲いています。まさに、今が見ごろとなってまいりました。(Y.H) |
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梅林からみた博物館。 | 満開の梅林。 |
令和2年2月16日(日) 梅だより(5)
昨夜からの雨が降りしきる日曜日、近つ飛鳥風土記の丘の梅林は満開に近くなってまいりました。博物館玄関先の枝垂れ梅も大方が開花し、山々の梅の木も白、ピンク、赤と様々に開いてまいりました。あいにくのお天気ですが、ご来館される方々も皆さんうめに見とれているようでした。(Y.H) |
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館内からみた玄関先の梅林。 | 館より一歩出て、梅林の望む。 |
令和2年2月13日(木) 梅だより(4)
梅の開花でにぎわう風土記の丘を訪れる可愛いお客様「ルリビタキ」について、当館Facebookにてご紹介したところ、多くの「いいね」をいただいております。まことに、ありがとうございます。近年、冬から春先にかけて、風土記の丘では渡り鳥などの姿を見かけることも多く、何人もの方々が三脚を立ててかわいいお客様の姿をファインダー越しに追いかけておられます。にぎやかな早春の一コマです。(Y.H) |
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梅の木の枝にとまるルリビタキ。 |
令和2年2月12日(水) バックヤードツアーを行いました!
2月11日(火・祝)に、博物館バックヤードツアーを行いました。博物館の展示を支える裏側、普段はみることができない収蔵庫などを見学する催しです。今回も、大人から小さなお子さんまで、たくさんの方々に見学していただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。次回のバックヤードツアーについては、日程が決まり次第、ホームページ等でご案内させていただきます。(Ic) |
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収蔵庫を進みます。ここは博物館のどのあたり? |
令和2年2月12日(水) 近つ飛鳥ギャラリー「大阪芸術大学『埴輪の体温』」を開催しています!
2月8日より、博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーでは、大阪芸術大学芸術計画学科による展示『埴輪の体温』をおこなっております。今年度が初めての試みで、芸術計画学科の学生さんと先生が授業で展示の企画を考え、発表する場として近つ飛鳥ギャラリーを利用していただいております。展示のために本館所蔵の埴輪を撮影するなど、本館とのコラボレーションを意識した展示でもあります。芸術大学の学生さんが企画しているということで、埴輪の写真や映像なども、より芸術性を感じるものになっており、本館の常設展で見ていただく埴輪とは違う雰囲気に仕上がっています。 ただいま、令和元年度冬季企画展「歴史発掘おおさか2019」も開催しておりますので、皆さまのご来館をお待ちしております。(T) |
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常設展示とは違う埴輪の表情が見られます。 | 埴輪の映像と言葉のコラボレーション。 |
令和2年2月9日(日) でかける博物館講演会『古墳築造と土木技術』を開催しました!
先週の日曜日、2月2日にでかける博物館講演会「古墳築造と土木技術」を開催しました。 近つ飛鳥博物館の活動をより多くの方に知っていただきたいということで、大阪市内のりそなグループ大阪本社ビルの講堂をお借りしての開催です。今回は、大阪市立大学教授の岸本直文先生をお招きしました。岸本先生と当館舘野和己館長の講演の後、当館総括学芸員市村慎太郎によるショートトーク、公益財団法人大阪府文化財センター田邉征夫理事長をコーディネーターとした鼎談と、盛りだくさんの内容でした。 例年通り大勢の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。 また、ご協力をいただきました関係機関にもお礼申し上げます。(Ic) |
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会場は満員でした。 | 鼎談のはずが、4名に・・・。 |
令和2年2月6日(木) 梅だより(3)。
博物館の入口周辺の梅もいよいよ咲き始めました。本日は、この冬一番の寒さということですが、梅は着実に開花してゆきます。ゆずりあい駐車場付近では、満開の梅も・・・!(Y.H) |
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ゆずりあい駐車場の梅 | 入口の枝垂れ梅もぼちぼちです。 |
令和2年2月4日(火) 梅だより(2)。
いよいよ梅も花開き始めました。まだ、つぼみが膨らんだ中にぽつぽつの木がほとんどですが、咲きました!立春、企画展も始まり、梅もいよいよです。(Y.H) |
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梅林と博物館 | 咲き始めた梅 |
令和2年2月1日(土) 冬季特別展がはじまりました。
2月1日(土)恒例の冬季企画展「歴史発掘おおさか2019ー大阪府発掘調査最新情報ー」がはじまりました。今年は、古墳時代の展示品が数多く並んでいます。展示品は約350点、土の下からみつかったおおさかの歴史を堪能していただきたいと思います。(Y.H) |
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大阪芸大の学生さんにデザインを依頼したタペストリー | 展示室のようす。 |
令和2年1月29日(水) 梅だより(1)。
暖冬のためか、近つ飛鳥の里の梅もはや咲き始めました。「チドリコウバイ」と「カゴシマコウバイ」です。風土記の丘では、ところどころにつぼみが膨らみ始めています。ぜひ、風土記の丘の景色をお楽しみください。昨年より2週間ほどはやい梅だより第1弾をお送りします。(Y.H) |
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チドリコウバイ | カゴシコウバイ |
令和2年1月28日(火) 『古代の装身具-古鏡の世界-』に出張展示中!
令和2年1月22日より、大阪府立狭山池博物館にて、大阪府教育委員会、大阪府文化財センター、弥生文化博物館、近つ飛鳥博物館、狭山池博物館の5つの機関が共同でミニ展示を実施しています。 今回、共通テーマとしたのは「古鏡」。近つ飛鳥博物館からは、御旅山古墳出土の三角縁神獣鏡のほか、館蔵品の中国鏡が出張しています。鏡の裏面には、大昔の人びとの世界観や願いが表現されています。ぜひ『古鏡の世界』で古代人の思いを感じとっていただければと思います。(T.H) |
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展示室内のタペストリー | 近つ飛鳥博物館所蔵の鏡を展示しています。 |
令和2年1月22日(水) 近つ飛鳥ギャラリー「柏原市市民歴史クラブ『安宿郡の古墳と寺院』」開催中!
1月10日より、博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーでは、柏原市市民歴史クラブによる『安宿郡の古墳と寺院』と題した展示をおこなっております。同クラブは毎回、パネルと手作りの模型を展示して柏原市とその周辺の歴史について紹介されており、近つ飛鳥ギャラリーの恒例ともなっています。 今回のテーマは安宿郡(あすかべぐん)の歴史ということで、安宿郡の推定範囲や、その地に存在した寺院などについて、発掘調査時の写真なども用いてパネルで解説しています。また恒例の模型も展示されており、安宿郡全体の地形模型や、かつて存在したと考えられる寺院の模型など、解説パネルから知識を得るだけでなく、古代の安宿郡の雰囲気を視覚的にイメージできる展示となっております。展示は2月5日(水)までです。ぜひご来館ください。(T) |
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解説パネルと存在感のある七重塔の模型。 | 安宿郡の全体がわかる地形模型。 |
令和2年1月10日(金) 世界遺産一覧表記載認定書(レプリカ)を展示しています。
昨年の7月に世界文化遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群ですが、世界遺産一覧表記載認定書伝達式が10月28日に文化庁で行われました。認定書の原本は文化庁が保管していますが、そのレプリカが構成資産のある自治体に授与されました。現在、大阪府に授与された認定書のレプリカを、博物館1階ロビーの地形模型前に展示しています。この機会に是非ご覧ください。(Ic) |
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英文で書かれた認定書です。 |
令和2年1月5日(日) 本日第2弾!常設展示室の埴輪に新しい仲間が加わりました。
常設展示室の通路にそって円筒埴輪が展示されていますが、その中に岬町所在の宇度墓古墳から出土した円筒埴輪と朝顔形埴輪が加わりました。これらの埴輪は、平成26年度の発掘調査の際に、北側の造り出しからみつかったもので、調査を実施した宮内庁書陵部からお借りして展示できることになりました。近つ飛鳥博物館での展示にご理解とご協力をいただいた宮内庁書陵部には感謝申し上げます。 これまでは近つ飛鳥博物館からも近い、河南町所在の寛弘寺19号墳出土の円筒埴輪を展示していましたが、新たに加わった2点のうちの円筒埴輪は、「淡輪技法」と呼ばれる特徴的なつくり方によるもので、表面にタタキ技法を用いたり、底部の端部が薄くなっていたりします。一方の朝顔形埴輪は、古市古墳群などでみられるものと同様のヘラ記号が施されています。ぜひご覧ください。(Ic) |
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新たに加わった宇度墓古墳出土の2点。 |
令和2年1月5日(日) 新年開館と臨時休館にメンテナンス終了!
新年あけましておめでとうございます。 旧年中は、皆様にご愛顧いただき大変ありがとうございました。また、昨年12月は、施設整備のための臨時休館により、ご迷惑とご不便をおかけし申し訳ございませんでした。博物館は、展示室の蛍光灯をはじめとして照明設備のリニューアルが行われ、新たな装いを見せています。展示品は照明設備の更新により、より細部が見やすくなったと思います。 2月1日(土)からは、恒例の冬季企画展も始まります。ぜひご来館ください。本年も、近つ飛鳥博物館をよろしくお願い申し上げます。(Y.H) |
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新年の博物館入口 | 新年のご挨拶 |
令和元年12月6日(金) 秋季企画展終了しました。
12月1日(日)、秋季企画展『ヤマト王権とその拠点-政治拠点と経済拠点-』が閉幕となりました。ご来館いただいた皆様、ありがとうございました。最終日の展示解説にも多くの方々にご参加いただき、楽しい時間を過ごすことができました。このあと、1ヶ月ばかり休館となりますが、1月5日から通常通り開館します。また、2月1日からは冬季企画展「歴史発掘おおさか2019」が開催予定です。大阪府内の埋蔵文化財調査の最新情報をお届けしたいと、準備中です。だんだんと寒くなってまいりました。お風邪ひかれませんように。しばらく、お会いできませんが、皆様のご来館、お待ちしております。 |
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閉幕、タペストリーを外します~! |
令和元年11月23日(土・祝) 秋季特別展の講演会を開催しました。
秋も深まってまいりました。エントランスからみえる木々も色づいています。秋季企画展も終盤へ。11月17日(日)は、当館館長より「日本古代のミヤコ-動く宮から動かく京へ」と題してご講演をいただきました。文献資料からよみとれる歴代遷宮について父子別居説の検討などもまじえてご講演いただき、あっという間に時間となってしまいました。 皆様のご来館、お待ちしております。(S) |
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にぎわう講演会。 | エントランス前の紅葉。 |
令和元年11月9日(土) 秋季企画展現地見学会開催しました。
11月2日(土)、秋季企画展の現地見学会。当日は秋晴れ、まさにウオーク日和でした。今回は、「筒城宮伝承地と南山城の古墳をあるく」ということで、三山木駅を出発!飯岡古墳群を散策して、普賢寺川に沿って同志社大学京田辺キャンンパスへ。キャンパス内に保存されている田辺天神山遺跡や下司古墳群などを見学しました。途中、同志社大学歴史資料館では若林邦彦先生に展示品の解説をしていただきました。若林先生、ありがとうございました。 この日のキャンパス内はクローバー祭ということで、昼食は一時解散。私は黒糖タピオカを飲みました。少し若返ったような・・・?キャンパスを出発して観音寺(普賢寺跡)へ。国宝十一面観音立像をご拝顔しました。観音寺は春の菜の花もきれいだそうです。 帰りは普賢寺川に沿って。秋を感じながら気持ちの良い一日を過ごしました。ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。(S) |
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高地性集落の田辺天神山遺跡。 | かつて普賢寺とよばれた大御堂観音寺。 |
令和元年10月17日(土) 近つ飛鳥ギャラリー「このこのアート展」開催中。
博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーではただいま「このこのアート展」を開催しております。この作品展では、放課後デイサービス「このこのアート」を利用している子供たちによる作品を展示しております。絵画や書、立体作品など様々なアートがみられ、実際に手で触れて見られるものもあり、楽しい作品展となっております。また、壁面には大きな作品やモビールなども吊り下げられているため、高さのある空間を利用した展示も見どころです。 展示は10月27日(日)まで開催しており、特別展示室では秋季企画展も開催しておりますので、是非お立ち寄りください。(T) |
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壁の手前や机の上には立体作品! | 見上げれば、大きな作品やモビールもあります。 |
令和元年10月12日(土) 秋季企画展開催・・・・・、臨時休館。
10月12日(土)、本日、秋季企画展『ヤマト王権とその拠点 -政治拠点と経済拠点-』スタート、と張り切っていたのです。が、なんと、台風19号による警報発令で臨時休館となってしまいました。確かに雨女といわれてはいますが・・・(涙)。だれもいない企画展初日の展示室を撮影してみました。 今回の企画展では、王権を支えた生産や流通拠点となった集落遺跡を多く取り上げています。一見すると地味な出土品が、実は当時の最先端技術を示すものだったりするんです。そういった出土品にも注目していただければと思います。楽しみは一日先延ばし、皆様のご来館、お待ちしています。(H.S) |
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特別展示室入口のタペストリー。 | 誰一人いない特別展示室。 |
令和元年10月1日(火) 夏季特別展閉幕!
8月3日より開催して参りました夏季特別展「百舌鳥・古市古墳群と土師氏」が、9月29日で閉幕いたしました。百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産へ登録された直後ということもあってか、期間中、多くの方に来館していただきました。ありがとうございました。 季節はもう秋。当館でも秋季企画展の準備が急ピッチで進められています。秋季企画展は「ヤマト王権とその拠点―政治拠点と経済拠点―」をテーマにしたもので、10月12日(土)から12月1日(日)までを会期として開催いたします。秋も近つ飛鳥博物館へお越しくださいますよう、よろしくお願いいたします。(Ic) |
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夏季特別展も無事に終了です。 |
令和元年9月28日(土) 土曜講座開催!
28日(土)、夏季特別展に関わる行事としては最後の土曜講座を行いました。今回は、廣瀬副館長兼学芸課長から「古墳時代の職能集団と土師氏」というタイトルでの発表でした。土師氏だけではなく、古墳時代の手工業生産とその体制について、自身の専門である玉を中心としながらのお話でした。今回も多くの方にご参加いただきありがとうございました。 夏季特別展もいよいよ明日までです。ご来館をお待ちしております。(Ic) |
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発表のようす。1時間では足りない! |
令和元年9月25日(水) 夏季特別展、第3回講演会を開催しました。
会期終盤を迎えた夏季特別展「百舌鳥・古市古墳群と土師氏」ですが、22日(日)には、会期中最終となる第3回の講演会を開催しました。今回は、花園大学文学部教授の高橋克壽先生から「土師氏の埴輪生産と王権、そして地域豪族」と題してご講演いただきました。講演では、考古学から土師氏をいかにして探ることができるのかについて、古墳時代の長期間を対象に、埴輪生産を中心としてお話していただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 会期中の行事もあとわずかです。28日(土)には当館の廣瀬時習副館長兼学芸課長から「古墳時代の職能集団と土師氏」と題した土曜講座があります。ご来館をお待ちしております。(Ic) |
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会場のホールは満員でした。 |
令和元年9月23日(日) 現地見学会、ミニシンポジウム開催。
9月15日(日)、夏季特別展の現地見学会「奈良北部、秋篠・菅原の地に土師氏を求めて」を開催しました。9月になったとはいえ、日中は夏の暑さの中、平城駅をスタートし、赤田横穴跡地、菅原東遺跡埴輪窯跡、宝来山古墳(垂仁天皇陵古墳)などをめぐり、尼ヶ辻駅で解散となりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 また、9月16日(月・祝)には、ミニシンポジウムを開催しました。藤井寺市政策企画部世界遺産登録推進室の上田睦先生からは「土師の里遺跡の成立と展開―古墳造営から寺院建立―」と題して、奈良市埋蔵文化財調査センター所長補佐の鐘方正樹先生からは「奈良市菅原・秋篠地域における土師氏の動向―埴輪と陶棺の検討から―」と題して、大阪大学大学院文学研究科助教の溝口優樹先生からは「文字資料からみた土師氏の動態」と題して、それぞれご講演いただきました。各先生方とも1時間ずつという短い時間でしたが、濃密なお話をうかがうことができました。多くの皆様にご聴講いただき、ありがとうございました。(Ic) |
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現地見学会、宝来山古墳後円部付近、ゴールまであと少し。 | ミニシンポジウム、ホールの外では大型モニターで聴講いただきました。 |
令和元年9月10日(火) 夏季特別展、第2回講演会を開催しました。
夏季特別展「百舌鳥・古市古墳群と土師氏」も、会期後半です。8日(日)には、第2回の講演会を開催しました。今回は、元同志社大学教授の辰巳和弘先生から「埴輪伝承と土師氏」と題してご講演いただきました。講演では、文献史料と考古資料を交えつつ、そこから語られる豊かな世界が堪能できました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 次回の講演会は、9月22日(日)に、花園大学教授の高橋克壽先生から「土師氏の埴輪生産と王権、そして地域豪族」と題して講演をいただきます。また、9月16日(月・祝)にはミニシンポジウムも開催します。ご来館をお待ちしております。(Ic) |
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講演会のようす。暑い中お越しいただきありがとうございました。 |
令和元年8月28日(水) 夏季特別展、第1回講演会を開催しました。
8月3日から開催中の夏季特別展「百舌鳥・古市古墳群と土師氏」も、会期の半ばを迎えつつあります。25日(日)には、第1回の講演会を開催しました。今回は、当館の舘野館長から「古代土師氏とその後」と題した講演です。文献に残る埴輪伝承をはじめとする土師氏の職掌についての記載や、奈良時代以降の改姓について、『古事記』・『日本書紀』・『続日本紀』などの文献にみられる記述を紐解きながら講演いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 次回の講演会は、9月8日(日)に、元同志社大学教授の辰巳和弘先生から「埴輪伝承と土師氏」と題したご講演をいただきます。会期後半にむけて、行事も盛りだくさんです。ご来館をお待ちしております。(Ic) |
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講演会のようす。多くの皆さまに聴講いただきました。 |
令和元年8月22日(木) 「ららぽーと和泉」にて子育て応援フェアに参加しました!!
8月19日(月)、大阪府和泉市のららぽーと和泉にて「子育て応援フェア」に参加しました。様々なモノづくりやゆるキャラが登場する中「土器パズル」と「ぬり絵」を体験して頂きました。土器パズルは形を見てパパッとつくるお子様や色や模様をじっくりと観察しながらつくるお子様、みんなで仕上げるご家族など、出来上がる土器は同じなのですが、いろいろお楽しみ頂けたようです。夏休みもあとわずか?博物館にもご家族でお越しください!お待ちしております。(I.K) |
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にぎやかなイベント会場 | 大阪府の公式マスコットキャラクター「もずやん」も! |
令和元年8月21日(水) 西宮阪急「コトコトステージ」にて勾玉づくりを行いました!
先週8月16日(金)、兵庫県西宮市の西宮阪急百貨店のコトコトステージにて、「勾玉づくり体験」の出前講座を開催しました。 毎年の恒例行事ですが、今年も小学校6年生から小さいお子さんまで保護者の方と楽しいひと時を過ごしました。小学校低学年の子たちもろう石をノコギリで一生懸命に切り、紙ヤスリで勾玉を完成させました。ご参加ありがとうございました~!(Y.H) |
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みんな必死で頑張ってます。 |
令和元年8月7日(水) 「でかける博物館」を開催しています!
当館常設展示室出口付近で、特別展の開催にあわせ、8月3日よりでかける博物館展示「百舌鳥・古市古墳群の時代 黒田長山4号墳出土の短甲」が開催されています。滋賀県立安土城考古博物館のご協力によって開催されたこのスポット展示は、鉄製の武具である「短甲」に焦点を当てたものです。帯金式短甲は、世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群とも関わりの深い器物であり、それら勢力によって各地に配布されたとする意見もあります。 また、滋賀県立安土城考古博物館では、当館のでかける博物館展示「6世紀の武器と武具ー寛弘寺75号墳と継体大王ー」を開催しております。この機会に、短甲が物語る河内と近江の関係性について思いをめぐらせてください。 |
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黒田長山4号墳の短甲。 |
令和元年8月3日(土) 令和元年度夏季特別展が開会しました!
8月3日(土)から、夏季特別展『百舌鳥・古市古墳群と土師氏』が開幕しました。7月に世界文化遺産へ登録された百舌鳥・古市古墳群ですが、今回のテーマはその古墳築造に関わったと考えられる土師氏です。文献史料で土師氏の伝承として記される埴輪起源などから、埴輪を主眼とし、その窯などでの生産、古墳での使用、棺桶としての再利用(埴輪棺)などを考えます。特に、奈良市赤田横穴群、柏原市安福寺横穴群、玉手山東横穴群からそれぞれ出土した陶棺は、見ごたえがあるかと思います。 暑い日々で、外に出るのも億劫になる気候ではありますが、来館をお待ちしております。(Ic) |
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開会式のようす。舘野館長のあいさつ。 | 手前が安福寺、右奥が玉手山東、奥が赤田の陶棺です。 |
令和元年7月7日(日) 祝 百舌鳥古市古墳群世界文化遺産登録決定!
昨日、アゼルバイジャンのバクーで開催されているユネスコの世界遺産委員会で、「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されることになったというニュースが届きました。日本の歴史的遺産としての価値とともに、これまで多くの方々の努力で積み上げられてきた古墳の保護が評価されたということのようです。関係者の方々の努力に敬意を表します。 近つ飛鳥博物館は、この世界遺産を含む大阪、日本の古墳時代をテーマとする博物館です。これからも多くの方々に、古墳時代、そして日本の古代をより深く理解していただけるような取り組みを続けたいと思います。(H) |
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昨日から、ソワソワ、静かに喜んでます。 |
令和元年6月5日(水) 近つ飛鳥ギャラリー「墨に学ぶー三墨展ー」開催中です!
近つ飛鳥ギャラリーでは、6月1日より「墨に学ぶ-三墨展-」を開催しております。この展示は、当博物館の近くにお住まいの詩人、加納由将さんとそのご家族の作品展です。 展示のタイトルが「墨に学ぶ-三墨展-」というだけあり、墨を用いた書や詩などの作品が多く並んでいます。その作品も、白紙に書や詩を書くだけではなく墨絵に詩が添えられていたり、写真と書をあわせた作品があったりと様々なバリエーションのものが見られるので、多くの作品の中から自分のお気に入りを見つけるのも面白いかもしれません。 開催期間は6月中で、只今開催されている春季企画展「寛弘寺古墳群と紺口県主」とあわせてご覧いただければと思います。(T) |
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様々な書の作品が並びます。 | 是非お気に入りの作品を見つけてみてください。 | 」
令和元年5月11日(土) 近つ飛鳥ギャラリー「太子町水彩画クラブ展」開催中です!
5月9日より、博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーでは、太子町水彩画クラブによる「太子町水彩画クラブ展」を開催しております。この作品展では、太子町水彩画クラブのみなさまの作品を展示しております。 水彩画というと、人物や風景画など柔らかいタッチのものがイメージされますが、本作品展の抽象画や静物画などには色や線のはっきりした作品も多く並び、中にはキャンバスが立体的なものもみられます。様々な画風を感じることのできる展示となっております。 展示は5月17日(金)までです。現在、春季企画展「寛弘寺古墳群と紺口県主」も開催しておりますので、企画展とともにギャラリーをお楽しみください。(T) |
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抽象画や風景画などさまざまな絵が並びます。 | 様々な画風をお楽しみいただけます。 | 」
令和元年5月3日(金・祝) 古墳時代まつり―春の風土記の丘であそうぼう―を開催しました!
5月3日(祝)古墳時代まつりを開催しました。 五月晴れの中、館内外にイベントブースを設け、大人の方から小さなお子さんまで楽しんでいただきました。風土記の 丘のウォークラリー、「ダブル風車」「かぶれる兜」「竹のペン立て」の3つのブースを開いた森の工作、修羅引き体験、 古代衣裳体験などさまざまなイベントを開催しました。 また今回は、堺市博物館の「古墳スタンプで絵葉書づくり」「はにわパズルチャレンジ」、藤井寺市世界遺産登録推進 室「古墳グッズをつくろう―クレイ粘土の勾玉ネックレス―」、羽曳野市世界遺産登録推進室「空から古墳を見てみよう ―白鳥ドローン―」などのご協力をいただきました。 「兜」は折り方がむずかしかったですが、ボランティアのマンツーマンのお手伝いでみなさん上手に作っていました。 完成した兜をかぶって満足そうな子どもさんの顔が印象的でした。古代衣裳着用体験では、色鮮やかな衣装に着替えて鏡 に映る自分の姿に笑顔がこぼれました。円筒埴輪をバックに「はいポーズ!」。楽しい一日となりました。 開催にあたっては、朝早くからの準備、各ブースの運営、そして後片付けまで、各機関やボランティアの皆さんに多大 なる協力をいただきました。厚くお礼申し上げます。(H) |
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修羅引き体験―力の限りソーレ! | みんな真剣に「森の工作」 |
平成31年4月30日(火・祝) 古墳の森コンサートin Spring2019を開催しました!
4月29日(月・祝)近つ飛鳥博物館特設ステージで「古墳の森コンサートin Spring 2019」を開催しました。近隣の高等学
校6校の軽音楽部、フォークソング部、ギター・マンドリン部の皆さんが集ってくれました。 平成も残すところ2日となり、5月1日からは「令和」がスタートします。平成最後となるコンサートに、まさに新しい 時代「令和」を創る若者が集まってくれました。初芝富田林高等学校ギター・マンドリン部の演奏からスタートして軽音楽 部のバンドのノリノリのステージまで、会場のみなさんも手拍子や一緒にダンスをして盛り上げてくださいました。 生憎の曇り空で肌寒い一日でしたが、会場には温かい空気が流れていました。心配された雨は、最後まで降らず、 お天気も味方をしてくれたようです。6校の高校生の皆さん、会場の皆さん、素晴らしいコンサートをありがとうございました。(H) |
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盛り上がるコンサート | 参加者全員 記念写真! |
平成31年4月10日(水) 近つ飛鳥ギャラリー「河内国柏原村と柏原船」開催中です!
4月9日より、博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーでは、柏原市市民歴史クラブによる「河内国柏原村と柏原舟」と
題した展示をおこなっております。同クラブは毎年、パネルと手作りの模型を展示して柏原市の歴史について紹介されており、
近つ飛鳥ギャラリーの恒例ともなっています。 今回のテーマは柏原村と柏原舟ということで、旧大和川の洪水による被害と大和川の付け替え、 それによる新田開発など柏原村の変遷や、柏原村に富をもたらした柏原舟について、積み荷や舟の特徴、 運行されたいきさつなどをパネルで解説しています。また、恒例の模型も展示されており、解説から知識を得るだけでなく、 柏原舟が行き来した当時の雰囲気を視覚的にイメージできる展示となっております。 展示は4月27日(土)までです。期間中は、博物館の展示室で古墳時代を感じたあとに、 ギャラリーで江戸時代の舟運について知ることもできます。(T) |
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柏原村と柏原舟の解説パネルが並びます | パネルの前には、力作の模型が! |
平成31年3月31日(水) 近つ飛鳥ギャラリー「太子切り絵サークル春の作品展」開催中です!
3月28日より、博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーで「太子切り絵サークル春の作品展」を開催しております。
この作品展では、太子切り絵サークルのみなさまの作品を展示しております。 それぞれの切り絵のテーマは、風景や仏像彫刻、人物、絵画など作者の方によって違いがあり、 中には額から作品が飛び出しているものも(?!)あります。また同じテーマの切り絵であっても、 色の使い方に違いがみられたり、カラーとモノクロで作品の雰囲気が違うなど切り絵の奥の深さを感じられる展示となっております。 書籍の表紙にも採用された切り絵作家の方の作品もいくつか並び、間近でみることができます。 展示は4月6日(土)までです。ギャラリーの展示期間中には、近つ飛鳥風土記の丘の桜も咲きそろうと思いますので、お花見とあわせて博物館へ是非お越しください。(T) |
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様々なテーマの作品が並びます。 | カラーとモノクロ、どちらも良さがあります。 |
平成31年3月20日(水) 冬季企画展、終了しました。
3月17日(日)、冬季企画展関連の講演会としては2回目となります、森本副館長の講演会を開催しました。
「渡来人の集落と古墳-5世紀を中心に-」と題して、展示でもご紹介した、渡来人にかかわる集落について、古墳との関わりも併せて検討しました。
あいにくの空模様の中、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。 この日をもちまして、冬季企画展も無事に終了となりました。 会期中、大勢のみなさまにご来館いただきましたこと、こころよりお礼申し上げます。 学芸員はこれからお借りしている資料の梱包や返却で忙しいのですが、 近つ飛鳥博物館では桜の季節も間近、春を迎える準備が進んでいます。 引き続き、皆様のお越しをお待ちしております。(M) |
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最終日の講演会です |
平成31年3月19日(火) 3月の子どもファーストデイを開催しました。
3月16日(土)13時30分より、1階ロビーにて『子どもファーストデイ』を開催しました。 大阪府では「こころの再生」府民運動の一環として、毎月第3土曜日を「子どもファーストデイ」と銘打ち、 こどもの話をじっくり聞いて家族のコミュニケーションを深めるための日を設けています。 近つ飛鳥博物館ではこの日に合わせて、工作を中心としたさまざまな企画を、ボランティアさんの協力を得て毎月用意しています。 今回は、少し趣向を変えてフェルトを使った小物入れをつくりました。あらかじめ縫い穴を開けたフェルトに毛糸を通していき、 最後はそれぞれフェルトやリボンでデコレーションしました。みんな、あっという間に縫ってしまい、とっても上手にできました。 4月のファーストデイは、この前、見事無事にミッションをクリアーした「はやぶさ2」を工作します。 ぜひ遊びに来てくださいね。(Y) |
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みんなデコレーションに熱中! |
平成31年3月16日(土) れきしウォーク 寺口忍海古墳群とその周辺を歩く。
3月10日(日)、奈良県葛城市の忍海地域をめぐりました。 忍海地域は、古墳時代の中ごろより鍛冶技術をもった忍海氏という渡来系の氏族がすんだ土地として知られています。 忍海氏の活動したであろう鍛冶遺跡や、氏寺跡、奥津城である群集墳などがみつかっています。 当初は葛城山麓公園まで行く予定でしたが、朝から天気が崩れぎみだったため、お昼までで平野部中心の短縮ルートとなりました。 タイトルに掲げた寺口忍海古墳群には残念ながら行けずでしたが、葛城山をながめながら、 当時のひとびとのみた風景にも思いをめぐらすごとができたのではないでしょうか。 足もとの悪いなか、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。(Hd) |
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雨のなかの屋敷山古墳。 | 忍海氏の氏寺・地光寺跡。 |
平成31年3月7日(木) 安土城考古博物館連携出張展示「河内の渡来人」開催中です。
平成31年3月1日から4月7日まで、滋賀県立安土城考古博物館常設展示室において
「河内の渡来人―一須賀古墳群のミニチュア炊飯具形土器―」のスポット展を開催しております。
この企画は、表題にもあるように滋賀県立安土城考古博物館のご協力により開催させていただきました。。 近江は、石室構造、副葬品などに渡来人との関わりを色濃く見せてくれる古墳が数多く造られる地域として知られています。 古くから、一須賀古墳群を含む南河内地域との比較も議論されるなど、注目される地域です。 近江でも数多く出土するミニチュア炊飯具形土器を出土した大阪の古墳について、共伴した資料を交えてご紹介しています。 滋賀県立安土城考古博物館は、古墳時代の考古資料を含め、戦国時代など充実した展示のある博物館です。 背後には、織田信長の居城であった安土城跡もそびえる歴史の里へ、ぜひ足をお運びいただければと思います。(H) |
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お隣には「古墳時代の武人と馬」が並んでいます。 | かんざしや金銅製履の復原品も展示しています。 |
平成31年3月2日(土) 安土城考古博物館連携スポット展示「近江の渡来人」開催中です。
平成31年3月1日から4月7日まで、近つ飛鳥博物館常設展示室出口わきにおいて
「近江の渡来人―大津北郊古墳群のミニチュア炊飯具形土器―」のスポット展を開催しております。
この企画は、表題にもあるように滋賀県立安土城考古博物館のご協力により開催しております。 近江、なかでも琵琶湖西側の大津市北郊地域は、石室構造、副葬品などに 渡来人との関わりを色濃く見せてくれる古墳が数多く造られています。 古くから、一須賀古墳群を含む南河内地域との比較も議論されるなど、注目される地域です。 今回は、大津市福王子古墳群・穴太飼込古墳群から出土したミニチュア炊飯具形土器を展示していただきました。 梅の香りただよう風土記の丘とともに、近江の渡来人の面影を、ぜひご覧ください。(H) |
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スポット展のようすです。 | 一須賀古墳群出土資料と比べてみたくなります。 |
平成31年2月23日(土) 梅だより(3)。
この一週間でしだれ梅も満開です。梅林の梅はこれから咲く枝もたくさん残っています。 まだまだしばらくは梅の香りを楽しむことができそうです。(M) |
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博物館入り口前ではしだれ梅が咲き競っています。 | 梅林のようすです。 |
平成31年2月21日(木) 近つ飛鳥ギャラリー「このこのアート展」開催中です!
博物館地階の近つ飛鳥ギャラリーでは2月19日から、「このこのアート展」を開催しています。
この作品展では、放課後デイサービス「このこのアート」を利用している子供たちによる作品が展示されています。 絵画だけでなく立体作品など様々なアート作品がみられ、中には手で触れて楽しめるものや、 作品の中から特定のモチーフを探すような仕掛けがあるものなど、見るだけでなく参加して楽しい展示です。 また、今年の干支のイノシシをテーマに協力して作り上げた作品など、規模の大きなものもみられ、 近つ飛鳥ギャラリーの広い空間を使った展示も見どころです。 展示は3月17日(日)まで開催していますので、期間中に博物館へお越しの際には、是非お立ち寄りください。(T) |
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大きな作品が並びます。 | テーブルには立体作品も展示されています。 |
平成31年2月20日(水) 調査成果報告会を開催しました!
2月17日(日)、冬季企画展の関連事業として調査成果報告会を開催しました。 冬季企画展は最新の発掘調査成果を紹介している展覧会ですが、 出土品だけではなく、実際に発掘調査や報告書の作成に関わられた方から 調査に関わるお話をうかがうことで、より理解を深めていただこうと計画しました。 |