令和3年度冬季特別展「オホーツク文化ーあなたの知らない古代ー」
≪開催趣旨≫ | |||
---|---|---|---|
オホーツク文化とは、サハリン南部から北海道の東北部、千島列島にかけて、5世紀から9世紀頃に広がった古代文化です。本州でいえばほぼ古墳時代から古代にかけての時期に相当し、北方からやって来た大陸系の文化だと考えられています。アザラシなどの海獣狩猟と漁撈を生活の基盤としており、竪穴住居の奥にクマの頭を積み上げた祭壇を築くなど、特有の儀礼を行っていたことが分かっています。 |
|||
≪内容≫ | |||
会期 | 令和4年1月15日(土)~3月13日(日) | ||
会場 | 大阪府立近つ飛鳥博物館 特別展示室 | ||
主催 | 東京大学大学院人文社会系研究科・同附属北海文化研究常呂実習施設 大阪府立近つ飛鳥博物館 |
||
共催 | 読売新聞社 | ||
協力 | 横浜ユーラシア文化館 | ||
後援 | 太子町 太子町教育委員会 河南町 河南町教育委員会 百舌鳥・古市古墳群世界遺産保存活用会議 歴史街道推進協議会 近畿日本鉄道株式会社 |
||
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) | ||
休館日 | 毎週月曜日 | ||
観覧料 | 一般650円[520円]、65歳以上・高校・大学生450円[360円] (中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方〔介助者含む〕無料 ([ ]内は、20名以上の団体料金) |
||
≪展示品≫ | |||
オホーツク海沿岸の遺跡の出土品を定番から最新成果までを網羅、関西に居ながら味わえる海獣の牙で作られた「牙製婦人像」などのオホーツク文化の考古資料約600点を展示。 | |||
≪関連行事≫ | |||
※令和3年度下半期の講演会・土曜講座については、ご参加には往復はがきによる事前申 | |||
※ 特別展のチラシ(講演会情報追加版)がダウンロードできます。 詳細はこちら。(PDF) |
|||
講演会 |
時間/午後1時30分~3時 場所/地階ホール ※講演会は無料ですが、当日の入館料は必要です。 2月20日(日)「オホーツク文化の骨角器」 高橋 健 氏(横浜ユーラシア文化館 主任学芸員) |
||
3月13日(日)「オホーツク文化と周辺諸文化の交流」 熊木 俊朗 氏(東京大学大学院 教授) |
|||
土曜講座 |
時間/午後2時~3時 場所/地階ホール ※土曜講座は参加料200円が必要です。ただし、当日展示室へご入館いただくと無料で聴講していただけます。 1月22日(土)第145回 「古代オホーツク文化へのいざない」 塚本浩司(大阪府立弥生文化博物館総括学芸員) |
||
2月26日(土)第146回 「オホーツクのくらし」島崎久恵(当館総括学芸員) | |||
展示解説 |
時間/午後2時~2時30分 場所/地階特別展示室 1月23日(日)・2月6日(日)・2月19日(土)・3月5日(土)・3月13日(日)【講演会開催のため中止】 |