イベント案内

平成30年度スポット展示・滋賀県立安土城考古博物館連携展示

「近江の渡来人―大津北郊古墳群のミニチュア炊飯具形土器」
 天智天皇が造営した大津宮の周辺(比叡山東麓の大津北郊)では、古墳時代後期に築造された古墳が650基以上確認され、 発掘調査が行われた古墳の多くで副葬品のなかにミニチュア炊飯具形土器(カマド・コシキ・ナベ・カマ)が見つかっています。 ミニチュア炊飯具形土器が副葬された古墳の石室(玄室)は天井がドーム状を呈する特異な構造であることから、 これらの古墳には渡来人が葬られたと考えられています。
 ドーム状天井の石室構造をもち、ミニチュア炊飯具形土器を副葬した古墳が渡来人と関係することを はじめて提示したのは故水野正好先生でした。
 今回の展示では、水野先生が滋賀県在職時代に発掘調査に携わった福王子古墳群出土資料を中心に、 大津北郊のミニチュア炊飯具形土器を紹介します。
≪会期
平成31年3月1日(金) ~4月7日(日)【33日間】
≪会場≫
大阪府立近つ飛鳥博物館 常設展示室
≪展示資料≫
福王子古墳群2号墳出土 ミニチュア炊飯具形土器
福王子古墳群19号墳出土 ミニチュア炊飯具形土器
穴太飼込古墳群3(8)号墳出土 ミニチュア炊飯具形土器
穴太飼込古墳群4(2)号墳出土 ミニチュア炊飯具形土器
穴太飼込古墳群11(13)号墳出土 ミニチュア炊飯具形土器 など